蒼かぜのコンセプト
こんにちは、さんたです。
今回は蒼かぜが目指す将来像。コンセプトについて。
蒼かぜのコンセプトは
「里山とココロに新たな芽吹きを」
です。
小さな一粒の種から芽吹かせ、それを育てて収穫し、皆さんの食卓まで届ける。その過程を大事に続けていくことで、里山を維持していく。これがまずひとつ大きな目標です。
もうひとつ、大切にしたい芽吹き。それが人々のココロの中にある“関心という名の芽吹き”です。
皆さんの食卓に並ぶ野菜や食品はすべてそれぞれのストーリーがあります。どこで作られたのか、誰が作ったのか、どんなこだわりがあるのか…
そのストーリーの原点のひとつは“農”なのです。本来は密接につながっている農と食。それがいつだか乖離し別々の存在であるような感覚が広がっています。
私の農園を通して“農”や“里山”に関心を持ってほしい。それが私の願いでもあります。他人事であったかもしれない農も、実際に足を運んで、目で見て、からだ全体で感じれば何かを得られるはず。その“何か”は人によってそれぞれだし、感じられることの大小もそれぞれでしょう。それは私が操作するものでもないので来てくださった方々に委ねます。
そしてその芽生えた関心をきっかけに農や里山のことを深く知ってもらえたり、関わってくれる人が増えていけば最高な未来が待っていることでしょう。
蒼かぜを通して広がるご縁の環を大切にみんなで里山を守っていく。そしてその活動からさらにご縁の環を広げていく…こんな循環を蒼かぜは目指しています。私一人では里山を守るということは決してできません。しかし、そこから広がった環が協力したり、それぞれがそれぞれの得意な方法で守っていく。小さな力もまとまれば大きな力になる。里山に暮らす人々の底力を市貝町に来てから知りました。私自身もその歯車の一部になれればいいな、こんな想いからコンセプトを決めました。
皆さんも蒼かぜの一員として、里山の一員として。蒼かぜでお待ちしております。


