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こんにちは。はじめての方ははじめまして。
さとやま自然農園 蒼かぜ」の山田智貴(やまだともき)と申します。

まずは簡単な自己紹介。
宇都宮大学で農業経済学を専攻し、3年次にゼミ活動で農業の道を志しました。その後は1年間茂木町の有機農家さんにお世話になり、縁農やオーガニックマルシェの運営に参加。大学卒業後、市貝町の地域おこし協力隊として着任し、「旬の野菜 爽菜農園」さんで約2年半有機農業の研修をしていました。研修後は同じ市貝町内で独立し、「さとやま自然農園蒼かぜ」という屋号で新規就農しました。

地域おこし協力隊とは、一言で表せば、市町村の準公務員として各自治体の町おこし・地域活性化を目的に活動しているお仕事です。
仕事内容(ミッション)は各自治体それぞれで、移住定住促進や観光PR、フリーミッションなど。市貝町の場合は、農業研修で町内4軒のいずれかの農家で1~3年間研修したのちに町内にてそのまま就職あるいは独立する、というものでした。

市貝町についても少しだけ紹介。栃木県東部に位置し、豊かな自然環境に囲まれた里山です。町の人口は1万人強と規模としては小さな町で、北部にあるしばざくら公園が有名な観光スポットで4月頃には満開の芝ざくらを見ることができます。そして市貝町はサシバという小さな猛禽類の日本最大級の繁殖地でもあります。春になると沖縄の方角から飛来し繁殖。餌となるカエルなどが生息する棚田もたくさんあることから、サシバがたくさんいるのです。
しかし、年々棚田や耕作地が減少しています。そこで市貝町は「オーガニックビレッジ宣言」を2023年におこないました。自然に負担をかけない農業、すなわち有機農業を町も後押ししながら普及させていく、というものです。それも相まって、町内は特に有機農業の追い風が吹いているなか、私自身も地域おこし協力隊を経て新規就農することができました。

(「ピックイー」と特徴的な鳴き声のサシバ 道の駅サシバの里いちかい より引用)

さて前置きが長くなってしまいましたが、本題。
私は2025年4月より新規就農し、有機農家として活動をスタートしました。〇反の畑を借りて営農しています。
形態としては、少量多品目の有機栽培。農薬・化学肥料を使用しない栽培方法です。
主に町内の道の駅「道の駅サシバの里いちかい」の直売所で野菜を販売いたします。また、年間契約の野菜セットの販売もしています。週1回・隔週・月1回の3種類の販売方法でやっておりますので、定期的に野菜を購入したい方はそちらもご検討ください。(詳しくはこちらから)

単なる1農家である私がホームページを作ったり、発信に注力しているのは蒼かぜのある想いから。それは「農へのハードルを下げる」ということ。
農業を生産性を上げて産業のひとつとしてやることはとても重要なことです。しかしながら、農業は「食」の源であることを忘れられがち。生産者と消費者の壁は厚くなり、繋がっているはずの農と食の関係が乖離してきています。その問題を少しでも解消への方向に進めたいというのが私の想いです。

蒼かぜのコンセプトは「里山とココロに新たな芽吹きを」です。

里山で農を営みながら畑に芽吹かせながら、たくさんの人に「関心という芽」が出るような農園を目指しています。基本的には農園はオープンにして、縁農や遊びに来ることは大歓迎!喧騒からは離れた里山の景色や空気に触れられる場所、皆さんの里山や農への関わりの入口になれるように頑張っていきます。詳しくは別途投稿にてお話しますね!

これから「さとやま自然農園蒼かぜ」をどうぞよろしくお願いします。

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